兵馬俑博物館は、想像もつかない始皇帝稜の一部分の発掘品を展示している。以前は撮影禁止だったらしいが、それが解禁されたのはつい最近のこと。
ビデオもOK.
ヨーロッパや南北アメリカなど世界各国からの観光客で賑わい、いろん言語が飛び交っていて楽しい。
発掘されたのはほんの一部で、日々発掘しているが終わるのはいつになるか判らない、気の遠くなるような作業が続けられている。
博物館にはいくつもの展示館がある。この場所は元々広大な農地で、農作業中に偶然発見された。
発見したその農夫は、今や中国一の有名人となり、この博物館でサイン三昧の日々とか。
私たちが訪れた時は、あいにく風邪で不在だったが写真集を買った人にはあとでサイン入りが届いた。
発掘後、修復を待つ兵馬俑 当時は総て彩色されていた。
兵はいろんな民族から構成されていた。兵士の俑は、顔はもちろんのことヘアスタイル、服装、靴、武具など、一人ひとり忠実に再現されていて、その正確無比に、数千年時を隔てた私たちを古代秦の世界へ
タイムスリップさせてくれる。感動の極みであった。
左右のゴマのような黒い影が観光客だから、その規模の大きさが想像出来よう。